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親子で季節を楽しむ!3月の遊び方

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3月。卒園や入園、お引越しなど、春は出会いと別れの多い季節です。

人と集まるイベントも増えるこの時期、みんなで作ったり遊んだりできる、簡単な工作遊びを準備しておくと場も盛り上がります。

今回は、紙コップで簡単にできる工作遊びに注目。紙コップはスーパーの日用品コーナーでも手に入りますし、100円ショップでも扱っていますね。

紙コップボーリング 

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紙コップをボーリングのピンに見立て、新聞紙を丸めてテープでぐるぐる巻きにしたボールをあてて倒すゲームです。

ボーリングのように紙コップをすべて床に並べるとあたっても中々倒れずけっこう大変。

写真のようにピラミッド型に並べると小さい子でも倒しやすいようです。ピンの数を増やしたり、ピン番号を「10点」「20点」など点数に変えて倒した得点を競っても楽しい。

みんなそれぞれマイボールを作って挑むのも盛り上がりますよ。

【材料】

紙コップ 6個

新聞紙

テープ(ガムテープ、セロテープ、マスキングテープ、ビニールテープなんでもOK)

※紙コップに数字を書く場合はマジックなど。写真は無料のWeb素材からダウンロードした数字テンプレートを印刷したものを、のりで貼っています。

 

紙コップロケット

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男の子向けかと思いきや、女の子にも大好評。

まだ一人歩きもできない小さな子でも、自分で抑えた手を離したとたん飛び上がるロケットに興味津々です。

力強く押さえつけすぎるとうまく飛ばないこともあるので、力加減が重要。それを遊びながら学ぶのも成長のひとつです。

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作り方は簡単。

写真のように、片方の紙コップに4か所切り込みを入れ、輪ゴムをばってんにしてひっかけます。

もう片方の紙コップに重ねて手を離せば・・・ロケット発射!

お好みでロケットっぽく飾りつけをしたり、輪ゴムを2本使ってより遠くまで飛ぶロケットにしたり、お楽しみください。

【材料】

紙コップ 2個

輪ゴム 1本

飾りつけ用の折り紙や色画用紙など お好みで

※写真は折り紙を切ってのりで貼りあわせ、マスキングテープでとめています。

 

紙コップクラッカー

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子どもでも安全な手作りクラッカー。

中の紙吹雪は両面色や柄のあるものだとよりきれいです。お気に入りのマスキングテープを貼りあわせてから切ってもよいでしょう。

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写真のように、輪ゴムを切って紐状にし、2本合わせます。

ビニールテープやガムテープをぐるりと巻いて、輪ゴムを紙コップに固定。

輪ゴムの真ん中にアルミホイルを巻いてボール状にし、ボールを引っ張って離すとパーン! という大きな音とともにコップの中の紙吹雪が舞い上がります。

 

けっこう大きな音が出るので、子どもがびっくりしないように引っ張る強さはちょっとずつ試した方がよいかも。

【材料】

紙コップ 1個

輪ゴム 2本

ビニールテープまたはガムテープ

アルミホイル

紙吹雪用の紙など

 

紙コップフラワー

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ただのお花ですが、子どもたちは案外喜んで持ちたがります。

子どもの自由な発想で、お花屋さんごっこが始まったり、お姫さまごっこが始まったり。

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写真のように紙コップに切り込みを入れて花びらに見立て、裏にストローをテープでとめます。

折り紙を葉っぱの形に切り、のりでストローに貼ります。花びらをペンなどに巻きつけ、少しカールさせても可愛いですよ。

 

【材料】

紙コップ 1個

ストロー 1本

テープ(セロハンテープやマスキングテープなど)

葉っぱ用の折り紙 お好みで

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。子どもはママたちが面白そうなことを始めると、きっと興味津々で寄ってくるはず。

みんなで楽しめる紙コップの柄や色を華やかなものにすると、一気にパーティーらしさが演出できますよ。

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【イタリア編】

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世界の子育てをのぞいてみれば、日々の子育てに思わぬヒントをもらえるかもしれません。

「所変われば品変わる」というように、日本では当たり前だと思っていたことが、海外から見ると驚かれたり、うらやましがられたり。

そんな日本と海外の子育ての違いについて、海外在住のママに取材しました!

今回取材に協力してくれたのは?

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イタリア在住の宏子さん(42歳)。夫のバンニさん(60歳・イタリア人)、息子の伊織くん(1歳)の三人家族です。 

 

「イタリア在住7年です。もともと仕事でも、また休暇でも訪れていた国ですが、住むようになったのは夫との出会いが一番のきっかけです。

 

息子は保育園(モンテッソーリ式)に通わせています。園に通うようになってから、目に見えて活き活きとしてきました。

集中力が増し、遊び方にもバリエーションが出てきたようで成長著しく、園の教育に本当に満足しています。

 

息子には私は日本語、夫はイタリア語で話しています。夫婦の会話はイタリア語なので、どうしてもそちらの比重が高くなりますが、今のところ両言語とも同じように理解しているようです。ただ、『マンマ』と言われると、『お母さん』なのか『ごはん』なのかわからないのが玉に瑕です(笑)」

 

海外から見た日本の子育て「ここが不思議!」

周囲を巻き込む育児をあまりしない

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「子連れ用設備や子育てグッズは、日本の方が圧倒的に充実しています。

一方こちらでその隙間を埋めるのは、コミュニケーション力や、アレンジ力、行動力。

出先に授乳室がなくても静かで人気の少ない場所があるか聞いてみる、電車・バスなどで混み合うとき、詰めてもらえるかどうかお願いしてみる、など。

自宅マンションにはエレベーターがないのですが、子どもとの外出時、ご近所さんに偶然会うと高確率で手を貸していただいています。

もちろんお願いする一方ではなく、持ちつ持たれつが基本です。

 

いちいち誰かに声を掛けることを面倒臭いと思う方もおられるでしょうが、みなさんとても親身になってくださいますし、なにより周囲を巻き込む育児の一番のメリットは、自分の子どもが沢山の人に可愛がってもらえることだと思います」

 

人と比べて違うことを気にする

「イタリアでは、人と違っても気にしません。

授乳、離乳食、寝かしつけ、躾、お稽古・・・子育てをしていく過程で沢山の方法論と選択肢がありますが、人は人、自分は自分。

先輩風を吹かせたい子育て経験者、マウンティングしてくるママ友なども当然いますが、こちらは新米ママでも割とツワモノぞろいです(笑)。

聞き流したり、はっきり自分の意見を言ったり、これもコミュニケーション力の高さゆえかもしれません」

 

子どもを預けることに罪悪感がある

「こちらは子どもを預けることに寛容。

私の住んでいる地方ではほとんどの女性が仕事を持っており、子どもが数か月から1歳過ぎ程度で産休・育休を終えて仕事に復帰する人がほとんどです。

社会がそれを当然と捉え、またその方が子どもの社会性が育まれるという意見もある一方、母親たちの方がもっと一緒にいたいと切なくなるケースが多いくらいです」

 

オムツ替えのときお尻を洗わない

「イタリア式の洗面所は、同じ空間の中にバスタブ(あるいはシャワーボックス)、トイレ、ビデ、洗面台があることがほとんどです。

ビデは女性専用ではなく、用を足した後に誰もが使う独立した『お尻用洗面台』。日本のウォッシュレットのような便座一体型ではありません。

こちらでは産院でオムツ替えのたびにお尻を洗うようアドバイスがあり、ビデを便利に使っています。

普通の洗面台では、いくら我が子とはいえお尻だし、高さもあるので動かれるとちょっと怖い気がしますが、ビデだとその心配がありませんし、お風呂場のシャワーのように自分まで濡れることもありません。

また、自分にとっては洗い場がなく不便だと思っていたバスタブも、子どもに風呂・シャワーを使わせるのには、自分が濡れないので意外と便利です」

 

看護休暇のない企業が多い

「イタリアでは、労働者自身の有給休暇とは別に、子どもの病気・怪我の看病を理由とした休暇が取得できます(ただし無給)。

満3歳までは、取得日数の上限もありません。

とは言っても、理由が理由だけに急な申請&取得になる場合が多く、どれだけ後ろめたくなく休めるかは、業務内容や環境によって本当にケースバイケースだと思います。

 

また、看護休暇どころか、妊娠出産をきっかけに解雇される・退職せざるを得なくなるケースも耳にします。

本来は違法ですが、実際のところなんとでもなってしまう現状は、日本とあまり変わりません」

 

保育園の支度に時間がかかる

「こちらの保育園では毎日の手間はないに等しいです。

入園時の問診や共用品(食事用スタイ、ベッドカバーなど)の提出はありますが、共用品の洗濯、オムツの始末は園が行います。

親が記入する連絡帳もなし、園からはチェックシート式のメモ(食事をどのくらい食べたか、昼寝、ウンチはしたかなど)を毎日もらいます。

その他気になることがあれば、お互い口頭で伝えます」

 

海外から見た日本の子育て「ここがうらやましい!」

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4月に新年度が始まる

「年度始まりが春なこと。こちらでは9月。保育園に慣れたのも束の間、すぐに冬が来て、風邪、胃腸炎、その他諸々のオンパレードです。

流行する病気は日本と同じ。インフルエンザ、ロタなどに対しては予防接種も行われています」

 

土足厳禁の文化

「土足で入らない場所がたくさんある。住居、飲食店、プレイスペースなど、こちらはどこも靴は履いたまま。歩くのがまだ上手でない息子を一時的にでも座らせることのできる場所が、こちらでは非常に限られます。ちなみに我が家は土足厳禁です」

 

子ども向けのTV番組が充実している

幼児向け番組、教育番組が豊富。

TVに子守をさせる必要は感じていませんが、それでも時々は、手軽に見せられ、かつ質の良い番組があればいいのにと思うことがあります」

 

日本の子育てママさんたちに伝えたいことは?

「自分の育った環境と全く異なる所で子育てをしていて感じるのは、当たり前のようですが、自分の常識は世界の常識ではないということ。そして、“常識”とは地域、時代、文化などに応じて流行り廃りがあるもので、ある意味まるでダイエット法のようだと(笑)。

 

ローカーボ、単体、レコーディング・・・多種多様なダイエットが提案されていますが、『摂取カロリー<消費カロリー』という基本さえおさえれば、何を選ぶかは自分次第。

子育ても同様、自分の考え方やライフスタイルに合った無理なく続けられる方法を、それぞれが試行錯誤しながら選んでいけばいいのではないかと思うようになりました。

 

考えてみれば、住居形態、気候、日常の食事内容(手軽に入手できる食品)など、日本国内でも地方ごとにバリエーションがあるし、個人の習慣も違うのに、子育てだけが画一なはずがないのは、当たり前ですよね。

 

逆に、どの言語・地域でも内容がぶれていない場合は、外せない知識、重要な情報なのだろうという、フィルターになっています。

国や国際機関によって公表されている情報(特に医療系)は、ほぼ同一でしたね」

 

まとめ

日本と海外の子育ての違い【イタリア編】、いかがでしたでしょうか。子育てをダイエット法に例えるのは面白い視点かもしれません。

たしかに、基本さえおさえれば、あとは個々が自分に合う方法を選べばよいのだと共感しました。

そんな軽やかさを、ツワモノぞろいのイタリアママたちの姿勢から、学びたいですね。

 

原因不明の子どものグズグズ、もしかしたら大きな成長の前かもしれません

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子育て中のママにとって、子どものグズりは悩みのタネ。

一日中グズグズだった日は家事もままなりませんし、ママの気持ちも一緒に滅入ってしまいそうですよね。

なんとかして突き止めたいグズりの原因。

でも、もしかしたらそれは、大きな成長の前触れなのかもしれないのです。

 

 グズりの原因はなに?

子どもがグズったとき、まず考えるのはこの3つ。

 

「おなかがすいてるのかな?」

「オムツが濡れてるのかな?」

「眠いのかな?」

 

他にも、服の着心地、温度や騒音などもチェックしたり、熱や便秘など病気・体調不良を心配するママもいるでしょう。

それでも理由がわからないとなると、抱っこやおんぶ、授乳、おやつ、散歩などでなんとか気分転換をしようと奮闘しますよね。

 

おそらくはそうしているうちに、原因はよくわからなかったけれど機嫌がよくなる、ということがほとんどではないでしょうか。

 

親の気持ちの状態が影響することも

一方で、子どもは親の気持ちの揺れを敏感に感じ取ると言います。

筆者も過去にベテラン保育士さんから「子どもが親を見ている時間のほうが、親が子どもを見ている時間より、実はずっと長いんです」と言われたことがあります。

 

体調がよくなかったり、悩みごとがあったり、家事や仕事が忙しかったり、パパとママがケンカしていたりすると、余裕のない空気が子どもにも伝わるのでしょう。

不安を感じてグズリやすくなる、ということは十分考えられます。

 

人は大きく成長する前安心したくなる

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しかし今回お伝えしたいのは、これらいずれの原因でもない場合のこと。

筆者自身、自分や周りの子育てを見たり、複数の保育士さんたちと話したりする中で体感的に気づいていることです。

それは、原因不明のグズグズの後に、急に大きく成長することがよくある、ということ。

その成長とは、その子により、離乳食の進みや発語、周りとの接し方など実にさまざまです。

 

大人だってそうですよね。

進学や転職、仕事での新しいプロジェクトなど、大きな成長を求められるときは、不安が高まり、安心できる場所で気持ちを落ち着けたくなります。

バネは飛ぶ前に一度縮まなければいけない、というたとえも。

大人であればその不安やソワソワの原因が「新しいことが始まる前だから」と頭でわかりますが、小さな子どもにはわかりません。

 

人の一生の中で一番急激に成長するのが赤ちゃんの時期です。

見える景色は日に日に変わり、五感から受ける刺激はどんどん多様になっていきます。

ミルクを卒業し食べ物を受け入れ、歯が生え、歩き、言葉を取得し、人の気持ちを感じてゆくのです。

 

新しい世界を前にワクワクしながらも、きっと大人には想像もつかないほどの不安を感じることもあるでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もちろん、原因不明のグズグズの後は必ず大きな成長があると断言するものではありません。

 

でも、「もしかしたら、ブレイク前?」と思うことで、今のグズりを余裕の心で受け止められるようになると思いませんか?

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【中国編】

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世界の子育てをのぞいてみれば、日々の子育てに思わぬヒントをもらえるかもしれません。

「所変われば品変わる」というように、日本では当たり前だと思っていたことが、海外から見ると驚かれたり、うらやましがられたり。

そんな日本と海外の子育ての違いについて、海外在住のママに取材しました!

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中国在住の小林はるかさん(33歳)。 

  夫のつよしさん(34歳)、息子のこうしろうくん(4歳)、娘のこころちゃん(2歳)の四人家族です。

 

「中国・北京在住歴4年になります。夫の仕事の関係で中国北京に駐在が決まりました。

先に夫が単身で1年生活し、上の子が10か月のときに北京に引っ越してきました。

 

4歳の息子はバイリンガル(中国語と英語)幼稚園に通っています。家族内ではもちろん日本語ですが、息子は通い始めて一年が過ぎた現在、中国語は日常会話レベル、英語は単語や簡単な文章が話せるようになりました。娘も産まれたときから雇っているアーイ(家政婦さん。中国人です)のおかげで簡単な中国語を理解し話せます」

 

海外から見た日本の子育て「ここが不思議!」

『子は宝』を肌で感じにくい国

「先日、日本に一時帰国した際のことです。電車とホームの隙間にベビーカーが挟まってしまっても、誰も助けてくれませんでした。これが中国なら寄ってたかって助けてくれるのに、ととても悲しくなりました。

 

意外かもしれませんが中国人は子どもにとっても優しいんです。

公共機関では必ず席を譲ってくれるし、レストランで子どもが騒いでも嫌な顔をするどころか店員さんが一緒に遊んでくれます。

 

高級店であっても必ず子ども用の椅子があり、日本のように子連れだと難しいかな・・・と感じることはまずありません。

寒い中こどもが手袋してなかったり、足首が見えていたりすると知らないおばさんに怒られることも多々(笑)。

知らない子どもでも我が子のように思って声をかけてくれるのです。おせっかいのようですが、これってとってもありがたいことですよね。

 

中国では子どを『宝宝(ばおばお)』と呼ぶことがあります。まさに『子は宝』を肌で感じられる国です。

日本でももっと子連れに対して温かく接する思いやりが増えれば、日本のママももっとストレスなく子育てできるのではと思います」

 

幼稚園の預かり時間が短い

「日本の幼稚園は大体が14時30分ごろお迎えだと聞いてびっくりしました。

北京の現地ローカル幼稚園は朝8時から17時までが基本です。そして3食おやつ付き!

中国も共働きの家庭が多いのでこれはとてもニーズにあっているなと思いました。私の息子が通っている幼稚園でも16時帰り。

その分私も家事だけでなく自分の時間を持つことができ、習いごとなどにも余裕をもって参加できるので、充実した生活を送ることができます」

 

産後が大変!

「私は二人目を北京で出産しました。理由は夫に貴重な新生児期を側で見させてあげたかったから。

一人目の時は予定日に合わせて夫が一時帰国し、誘発分娩。

産後数日後にまた北京に戻らなければならず、とてもかわいそうでした。

色々と不安はありましたが、 実際北京で出産してみると日本での出産より快適に産後が過ごせたんです。

その一因はアーイという家政婦さんの存在です。

 

私の場合、自分が病気になったとき子どもを見てくれる人がいないと大変なので、来た当初からアーイを雇いました。

中国では産後1か月は何もしちゃいけない! と言われています。

昔はシャワーを浴びるのも、クーラーにあたるのもダメだったそう。

 

今はそこまでではないですが、産後は大事という概念は変わりません。

アーイはとにかく体をいたわってくれて、日中はほぼ赤ちゃんの面倒はアーイが見て、私は授乳と休むの繰り返し。

そのおかげで産後の立ち上がりもよく、ストレスを感じることもありませんでした。また、アーイがいるおかげで産後の上の子に対するケアが手厚くできたことは本当によかったと思います。

赤ちゃんが寝たらアーイにみてもらって、上の子と二人でちょくちょくデートにでかけ、二人でいる時間を意識的に増やすことができました。

よく下の子が生まれると上の子が寂しい思いをする、と聞きますが、そういう思いをあまり感じさせず生活できたと思います」

 

デリバリーできる店が少ない

「中国はとにかくデリバリーがすごいんです。デリバリー仲介業者が多くありデリバリーできない店はないくらい。

例えばスタバのコーヒーや北京ダックはもちろん、火鍋だって鍋とコンロ付きでデリバリーしてくれるんです!

外食に子どもを連れていくとぐずったりで逆に疲れるなぁと思ったときはすぐデリバリー。

ママ友とのお家遊びにも重宝します。

 

1時間も待てばお家でいろんなジャンルのお店の料理が食べれてママは嬉しいし、お家で子どもたちはわいわい遊んでてくれるので大助かりです。

このデリバリー文化、日本にも来たらいいのになぁ」

 

物価が高い

「タクシー初乗りが13元(約200円)ととても安い! 子連れだと毎日のように使用しています。

空気が悪い日はなるべく短時間で移動したいのでありがたいです。

でも子どももタクシー移動に慣れているので、日本に一時帰国したとき、道で手をあげてタクシーを停めようとするので焦ります(笑)。

 

さらに、中国にはタオバオという通販サイトがあってなんでも買えちゃいます。中国人曰く、子ども以外買えないものはない! というほど(笑)。

そして日本で買うより安いことも。

例えばお誕生日やクリスマスに使うようなガーランドなどの装飾品は日本の半額以下、生地などもびっくりするくらい安く購入できます」」

 

海外から見た日本の子育て「ここがうらやましい!」

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日本の澄んだ空気が恋しい

「空気です(笑)。

日本で報道されているように北京は空気が悪いことが多々。

北京生活、毎朝空気の指標をみることから始まります。特に空気が悪くなる冬は日本の澄んだ空気が恋しくなります」

 

道がきれいに舗装されているところ

中国は造るの早いけどとにかく雑。道もがったがたでベビーカーは押しにくいし、もろに振動が伝わって乗ってる子どもも不快そうです・・・」

 

衛生的で安心

「公衆衛生もまだまだな中国。

犬の糞の片づけやタバコのポイ捨て、ツバ吐きに対するマナーの意識はまだまだなので、やはり衛生面が安心な日本は素晴らしいと思います

 

日本の子育てママさんたちに伝えたいことは?

「日本での育児と北京での育児、両方を経験して思ったのは、子育ては一人で背負い込んだらいけない、ということ。

一人目の時は正直辛かったです。

里帰りで両親はいたけれど共働きで日中は不在。特別よく泣く息子と一日中二人きり、愚痴れる夫は海の向こう。

一人目で勝手がわからずほぼ引きこもり。思い返すだけで辛くて涙が・・・。

今思えば周りに頼れる人を見つけてもうちょっと甘えればよかったんですよね。

 

日本人のママは責任感が強く自分の子なんだから自分がちゃんとみなくちゃ! 甘えちゃいけない! と頑張りがちな気がします。

でも甘えったっていいんですよね。北京では大抵おじいちゃん、おばあちゃん、アーイに近所の友だち、みーんなで子育てしてる。

だからといって母と子、父と子の愛情が薄れるわけじゃない。

 

一人背負い込んで辛い顔をしてるママよりも、笑顔の多いママのほうが子どももうれしいはずですよね。

日本だと核家族化が進み、家政婦さんも普及していませんし、なかなか難しいのもわかります。

頼れる人を一人でもみつけて背負い込まない育児をしていけたらいいですね

 

まとめ

日本と海外の子育ての違い【中国編】、いかがでしたでしょうか。

子は宝、みんなで子育て、そんな雰囲気がひしひしと伝わってきて、想像以上に子育てを楽しめる環境なのだということを感じるレポートでした。

 

小林さんの言葉のように、背負い込まない育児を、一人でも多くのママが楽しめますように。

親子で季節を楽しむ!2月の遊び方

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2月。まだまだ寒い日が続きますが、暦の上では春の始まりである立春を迎えます。

立春の前日は節分。

最近は豆まきに加え、恵方巻きも人気ですよね。今年の恵方は北北西だそうです。

今回は、親子で節分を楽しむアイデアをご紹介します。

 

豆まき

伝統的な豆まき行事ですが、豆がもったいない、子どもが誤飲しないか不安、片付けが大変などの理由から、投げる豆を小分け包装されたものにしたり、殻付きの落花生にしたりという動きも広がっているようです。お子さんがまだ小さい場合は、抱っこして手を支え、一緒に豆を投げるだけでも楽しいもの。いろいろ工夫しながら楽しみたいですね。

 

鬼のお面を手作り

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スーパーマーケットなどで豆を買うと、お面がついてくることも多いのですが、手作りのお面も味があってよいかもしれません。

ボール紙や紙皿、紙袋などを使って世界でひとつのお面を手作りしてみましょう。

 

豆まきの入れ物を手作り

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紙コップや折り紙など家にある材料で豆まきの入れ物を手作りしてはどうでしょうか。

写真のものは、牛乳パックを利用したもの。

鬼のイラストを描いたり、包装紙やマスキングテープで飾り付けたりするとカラフルに仕上がります。

ママがハサミで切るのを手伝ってあげたり、色ぬりをするだけにしてあげたり、お子さんの月齢に合わせてサポートしてあげましょう。

 

鬼のパンツを手作り

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 鬼のパンツを手作りして、家族でコスプレするのも面白いですよ。

写真のものは、ビニールの手提げ袋やゴミ袋で作ってみました。模様はシールを貼るだけ、腰の部分はゴム紐をくるんでステープラーで数か所とめています。ステープラーだと安全面が心配、という方はもちろんセロテープでとめてもOK。

黒いゴミ袋に黄色のビニールテープでトラ柄にすると、もっと鬼らしくなりそうです。

小さなお子さんでも、シールをペタペタ貼るだけなら参加できそうですよね。

 

恵方巻き

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恵方を向いて丸々1本の太巻きを一言もしゃべらずに食べ切ることで、福を呼ぶという恵方巻き。

縁起をかつぐなら7種の具を太巻きにすることになりますが、最近は子どもが好きな具にアレンジしたり、細めに巻いたり、長さを短かくしたり、食べやすく工夫する人も多いようです。

 

<彩り別>恵方巻き具材アイデア

【赤】

いくら、カニカマ、マグロ、ネギトロ、とびっこなど

 

【ピンク】

ハム、桜でんぶ、たらこ、魚肉ソーセージなど

 

【緑】

きゅうり、ブロッコリースプラウト、レタスなど

 

【黄】

卵焼き、マヨネーズ、コーン、たくわんなど

 

【オレンジ】

塩もみ千切り人参、茹で人参など

 

【茶】

かんぴょう、穴子、白ごま、ひきわり納豆、ツナ缶、照り焼きチキン、ささみ、牛肉のしぐれ煮や焼肉、エビフライなど

 

何色とりそろえないといけない、などの決まりはありませんが、彩りよくそろえると見栄えもよくなります。

また、海苔をかみ切りやすくする裏技として、海苔に無数の小さい穴を開ける専用器具もありますが、おろし金に手で海苔を押し当てるだけでも、十分穴をあけることができましたよ。

七夕の網飾りのように交互に切れ目を入れる、という方法も試してみましたが、こちらは海苔巻きがバラバラになってしまい失敗でした(笑)。 

 

いかがでしたでしょうか。手作りのお面や豆入れなどを一緒に作ると、子どもが「これを使うのはいつ?」と行事を楽しみにしてくれる、という利点もあります。節分に限らず、きちんと準備をすると、どんなことでもより楽しみになります。そんな丁寧な暮らしが生み出す心の豊かさを、伝えていきたいですね。

子育てにおいても変化球はほどほどに。基本が抜け落ちると価値観がゆがむ?

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 野球では、基本が身につき体ができあがってからでないと、変化球は投げるべきではないと言われています。

しかしそれは野球においてだけではありませんよね。

他のスポーツにおいても同じことが言えると思いますし、洋服を着崩すのも、料理をアレンジするのも、自分らしい字を書くことでさえまずは基本が大事です。

今回は、子育てにおける変化球について考えてみたいと思います。

 

変化球的しつけについて

過去記事「子どもが言うことを聞かないとき、どうしていますか?よくある方法のメリットとデメリット」でもお伝えした子育てにおける方法論。

ここで言う「交換条件を出す」「気持ちを他に向ける」なども変化球の類に入ります。

 

変化球のよさは子どもが面白味を感じやすいため即効性があること。

しかしその行為をするべき、またはやってはいけない本来の意味は伝わらないので、大事なことが抜け落ち、ゆがんだ価値観を子どもに与えかねません。

 

例えば、物を投げるクセをやめさせたいとき、「やめないとみんなから仲間はずれにされるよ!」と言ったり、なにかと女の子にいじわるする子に「そんなことばかりしてると女の子にモテないよ!」と言ったり。

これも変化球にあたります。

この場合、たとえ子どもが言うことを聞いたとしても、自分が仲間はずれにされたりモテないのが嫌だから。

相手の気持ちを思いやる心は抜け落ちていますし、そもそもなぜいけないかの理由がわからない人間になってしまう可能性もあります。

 

いつもは基本をきちんと伝えた上でのたまの変化球ならよいのですが、変化球の方が多い子育ては危険です。

 

基本が伝わっていないとどういうことになるの?

ひとつ例をとって考えてみましょう。

ご飯中、プチトマトがポロリと手から落ち、床に落ちてしまいました。

プチトマトを拾い、洗って食べる。これは常識的とされる行為ですね。それでは次の4つはどうでしょうか。

 

1 プチトマトを拾って捨てる。

→衛生面では正しいけれど、食べ物の大切さを知らないと感じる人もいるかもしれません。

 「もったいないけどもう食べられないよね?」と確認するなど、食べものを大切にする気持ちが感じられれば問題ないでしょう。

 

2 周囲の目も気にせずただ拾って食べる。

→衛生面、マナー両面でNG。

 お行儀が悪い、しつけがなっていないとされるでしょう。

 

3 周囲の目を気にしながら拾ってコソコソ食べる。

→衛生面、マナーに加え、モラルも問われます。

 悪いと知っていながら隠れて食べるのは、2よりもはしたない、品がないさえと言われることもあるかもしれません。

 

4 プチトマトを拾っておどけて食べて、目をみはった人にウインクする。

→衛生面、マナー的によいとはいえませんが、ユーモアがある分お茶目ととらえる人もいるでしょう。

 

これらの違いは何でしょうか?

 

それは、「落ちたものを食べるのは衛生上よくない」「落ちたものを食べるのは行儀が悪い」「行儀の悪いことをすると周りの人に不快感を与える」「食べ物は大事にするべき」「人に隠れて悪いことをしてはいけない」などの基本を知っているかどうか。

 

4は少し異例ですが、基本を知った上でユーモアで対処するというのはひとつの個性でもあります。

ただ、これが通用するかどうかはまたTPOの問題です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。変化球ばかりで対処しないようにとは、筆者自身が複数の保育士さんから聞いたアドバイスでもあります。

子どもが基本を理解するには根気と時間が必要ですが、身につければ一生の財産。

人とともに生活していく上で大前提となる基本を、しっかり伝えていきたいですね。

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【フィンランド編】

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世界の子育てをのぞいてみれば、日々の子育てに思わぬヒントをもらえるかもしれません。

「所変われば品変わる」というように、日本では当たり前だと思っていたことが、海外から見ると驚かれたり、うらやましがられたり。

そんな日本と海外の子育ての違いについて、海外在住のママに取材しました!

 

 今回取材に協力してくれたのは?

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(C)Naoko Hara

フィンランド在住の原 尚子さん(43歳)。娘のカラコスキ・サリナちゃん(15歳)、息子のカラコスキ・トンミくん(9歳)の三人家族です。

「フィンランドには17年在住しています。フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの作品に感銘を受けたのが、フィンランドという国への興味に変わり、ご縁となりました。

父親(フィンランド人)とは7年前に離婚していますが、今はよい友達となり、子どもの世話もよく手伝ってもらっています。

子どもたちはトゥルク大学付属の学校に通っていて、サリナは9年生(日本の中学3年生)、トンミは小学3年生です。

家庭ではみんな日本語とフィンランド語両方を使います。

会話の途中で言語が切り替わることもしょっちゅうです。コミュニケーション重視でどちらの言葉を話すかという点には頓着していません。

 

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クリスマスマーケットにて (C)Naoko Hara

うちの子が通っている学校は外国から移住した家庭のご子息が多く、生徒さんの母国語を数えると50語以上あるそうです。

いろんな文化、境遇から来たお友達とのふれあいを通して、偏見のない、視野の広い人間に育ってほしいと思います

 

海外から見た日本の子育て「ここが不思議!」

子ども向けのテレビ番組にケンカのシーンやシニカルなユーモアがある

「日本では、小さなお子さん向けのテレビ番組でもけんかのシーンやシニカルなユーモアが含まれたものもありますが、フィンランドでは、子どもが肉体的、精神的な暴力に(間接的にすら)曝されないよう徹底して護っています。

日本でロングセラーのドラえもんも、ジャイアンがのび太をいじめたり、ジャイアンのお母さんが息子を折檻するのでフィンランドではきっと放映できないと思います」

 

都市化により森や里山が減少している

「森と湖の国といわれるだけあり、フィンランドには自然がふんだんにあります。

私たちの住まいは団地ですが、それでも100mほど歩くと深い森の中に入れます。

子どもが小さい頃から一緒に森の散歩をしてきました。

変化に富んだ地形を歩くのはバランス感覚を発達させますし、日常生活の中で、樹木の香りと枝葉のざわめきの中に簡単に入れるのはとても恵まれたことだと思います。

 

散歩といえば、最近は週末、息子とポケモン散歩をすることも。息子の『ポケモンGO』熱はまだカッカと熱く、雪が降って本格的な冬に入っても、指とほっぺを悴ませながらしぶとくやっています。すごいですね、ゲームの力!」

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家の裏の森 (C)Naoko Hara

 

学校の授業時間数が多い

「こちらの小学校は特に低学年の間は時間割が短く、一日2~3時限勉強して給食を食べたら下校、という日が多くあります。

夏休みは2か月半と長く、加えて秋休み、冬休み、スキー休みがあり、放課後に通う塾というものは存在しません。

 

これでも世界でトップレベルの学力が養成できるのは、競争によるストレスがないこと、クラスが少人数(20人ほど)なこと、教師が修士の学位を持っていて優秀ためといわれているそうです。

でも、日本の子どもたちは、2000を超える常用漢字や、長く複雑な日本の歴史など基礎教養として学習しないといけませんから、ここまでのゆとりは持てないのかもしれませんね。

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フィンランド南西部の風景 (C)Naoko Hara

フィンランドが国家として誕生したのは、1917年、つまり来年でやっと100歳になる国なんです。

その前はロシアの、さらにその前はスウェーデンの支配下にありました。フィンランド人はもともと素朴な農耕民族で、文字をもたず、知識は口承により伝えられていたため、歴史的文献も少なく、覚えるべき歴史のボリュームが日本のそれとは比べものになりません。

自分の学生時代を振り返ってみて、『泣くよ(794)ウグイス平安京』とか、『いい国(1192)作ろう鎌倉幕府』とか沢山の年号を暗記しましたが、こちらではそんな苦心がないのです」

 

働くママが大変そう

「日本だと有給休暇を取れる権利はあっても、実際には取りづらい雰囲気がある職場も多いですよね。

フィンランドでは労働組合が活発で、夏休み4週間、冬休み1週間のお休みも当然の権利として取ることができます。

仕事のことを一切忘れ、子どもたちと余暇を楽しめるのでうれしいです。

 

また、出産、子育て後も前の職場、役職に戻れる保証があるので、安心して子育てに没頭できるのが非常にありがたかったです。

 

そしてフィンランドはなんといっても、福祉が充実しています。まず、子どもを産むと国からのプレゼントがもらえるのですが、これは140ユーロの現金で受けるか、赤ちゃんの世話を始める上の必需品パッケージでもらうか選択ができます。2016年のパッケージはこちら

 

体罰禁止が守られていない現実がある

「私が育った日本の時代、地域では家庭でも学校でも体罰がありました。

今は日本でも少なくなっていると思いますが、フィンランドでは子どもに手をあげることは1984年より法で禁じられていますし、親が子どもをきつく叱っている場面もあまり見ません。

 

ただ、感情をぶつけるようなしかり方をしないというだけで、しつけをしないということではありません。

フィンランドの親御さんも、お子さんが公共の場で周囲の迷惑になることや、危ないことをしたらこんこんと諭しています」

 

バリアフリーが進んでいない

「フィンランドはバリアフリーの街づくりが進んでいます。子どもが小さいときも、ベビーカーで外出したとき、不便と感じることがありませんでした。

 

公共バスの中央には座席を取り払った車いす、ベビーカー用のスペースがあり、これらを固定できるようにベルトやフックもついています。

また、バスが発進したあと、運賃を払うため親がベビーカーを離れて運転手のところまでくるのは危ないという理由で、ベビーカーを押して乗る乗客は運賃無料です。

これは子育てをするママ、パパにはうれしい計らい。

育児休暇の間、仕事をしているときより収入が減り、経済的プレッシャーがかかりますが、バス代がかからないということで気軽に外出でき、気分転換ができるので、育児ノイローゼの予防にも貢献していると思います」

 

海外から見た日本の子育て「ここがうらやましい!」

学校で掃除当番がある

フィンランドの学校では清掃は業者が行います。

日本のように生徒に掃除をさせません。日本のお掃除当番の利点は、公共の場を清潔に保つということを子どもに教えていると思います。

時々こちらでお菓子の包み紙などをポイ捨てする子供たちを見ると、学校でお掃除させるようになったら随分変わるんじゃないかなと思うんです。

 

掃除当番がないことが、家での片付けに影響しているかどうかは、ちょっとわかりません。

娘の方は自分の部屋をきれいに保っているんですが、息子の方は脱いだ服はいつも床に放りっぱなしで、それを私が『これ誰の抜け殻!?』『空間芸術か!?』などと叫びながら拾ってるんです。

全く嘆かわしい・・・。週末に、『気持ちよく新しい週を始められるように、みんなで30分掃除しよう』とか『それぞれ10個、家のお仕事しよう』などと誘って掃除させてはいますが・・・」

 

食材の豊かさ

日本の食材の多さがうらやましいです。

献立は子どもの体づくりの上で重要なことですが、フィンランドでは冬になると入手できる野菜の種類が少なくなり、値段も高くなるので、献立に変化をつけ栄養のバランスをとるのに苦心しています」

 

制服がある!

娘が10代になって、朝のおしゃれに随分時間がかかるようになりました。日本のように制服があれば、時間もお金も節約できるのに・・・」

 

疲れがとれる日本のお風呂が恋しい!

「日本のお風呂が恋しいです。お風呂は疲れがよく取れ、そのあとぐっすり眠れますよね。

こちらでは浴槽のある家庭は少なく、普段はシャワーを浴び、週に1~2回サウナに入るのが一般的です。

 

子どもたちが小さいときは、毎週土曜に一緒にサウナに入ってしりとりゲームをしていました。

娘は熱いのが苦手で、すぐに『アンパン、あ、負けたー!』などとわざと負けて飛び出していったものですが、息子は勝負となると真剣になるので、粘って座っているうちに随分サウナに強くなったようです。

しばらく前のことですが、息子がプールの男性更衣室側にあるサウナに入り、サウナの焼石にどんどん柄杓でお湯をかけて熱い蒸気を出しているうちに、大人の男たちが音を上げて次々に逃げ出して行き、子どもの僕が一人残ったのだと得意そうに話していましたっけ」

 

日本の子育てママさんたちに伝えたいことは?

「しつけについてですが、こちらでよく言われていることは、情緒の安定した子どもを育てるには、まず第一に日々の生活で反復されるパターンをつくるということです。

毎日、何が起こるかわからない生活では、たとえそれが楽しいことの連続でも小さな子どもにはストレスとなるのだそうです。

 

そして第二に子どもに許されていることと、禁じられていることの境界線を明示して、譲らないということ。

例えば、こちらの家庭では、一般的に、Karkkippäivä(カルッキパイバ = キャンデーの日)と言い、週に1日くらいの頻度でお菓子を食べていい日を決めていますが(これは、始終甘いものを口に入れるのは歯の健康に良くないため、食べるならば短い時間で集中して食べさせなさい、というこちらの歯医者さんの推奨です)、それ以外の日に子どもがお店で、『お菓子を買って』とねだったとしたら、カルッキパイバまで我慢しようね、ルールだからと納得させます。

しかし、子どものねだりに負けてそこでお菓子を買ってしまったりすると、子どもは泣いたりすねたりすることで自分の望みをかなえられるのだと学習してしまいます。

子どもが駄々をこねた時は、意のままにならないことも我慢し受け入れる、ということを教える絶好のチャンスと考え、決して迎合しないことです。

 

そして、親が子どもを愛するのは当然のことですが、子どもたちも無条件に親を愛し、信頼しています。

その信頼に見合うママになりたい、とひたすら思います」

 

 

日本と海外の子育ての違い【フィンランド編】、いかがでしたでしょうか。「お母さんにやさしい国ランキング2014」では1位を獲得しているフィンランド。福祉の充実もさることながら、たっぷりの自然と、ゆったりとした時間の流れが、豊かな子育てにつながっているように感じました。

 

ちなみに日本は32位。7つの先進国の中で最下位です。日本のお母さんたちがゆったりと安心して子育てできるようになるヒントが、今回のレポートにあるように思えます。

 

参考サイト

「お母さんにやさしい国ランキング2014」発表、1位はフィンランド、最下位はソマリア~日本のお母さんは32位~(2014.05.06)|Save the Children

 


海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【アメリカ編】

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【フランス編】

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【インドネシア編】

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海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【スウェーデン編】

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海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【オーストラリア編】

海外から見た日本の子育て、ここが不思議!ここがうらやましい!【ネパール編】


 

「子育ては楽しい」と心の底から思えなくても、心配しなくて大丈夫

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 まだ息子が小さい頃、外へ散歩に行くたびに通りすがりの年配の方々に話しかけられ、「可愛いわね~今が一番いいときね」とよく言われました。

一人目の子育てで余裕のなかった筆者は、正直その言葉を素直に受け取れないこともあったものです。

今回のお話は、「子育ては楽しい」「今が一番いいとき」と心から思えないあなたへのエールです。

今が一番と言われても・・・

 「今が一番いいときねって、これからはどんどん悪くなるってこと?」などと心の中で反発したこともあります。

「何もわかってないくせに、簡単に今が一番可愛いとか言わないでほしい」そんなふうに拗ねた考え方をしたときもあります。

 

今思えば、余裕がなかったのです。

 

「そうですね~可愛いですね~大変ですが・・・」と笑顔で返しつつも、複雑な想いがあったことを覚えています。一人目の子育てで毎日がいっぱいいっぱい。最後の「大変ですが・・・」の中には、不安も不満もイライラも疲れも、もれなくいろいろなものが詰まっていました。

 

初めてのことは「楽しい」と思う余裕がなくて当たり前

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そんな筆者も二人目の子育てからは余裕が出てきて、「今が一番いいときね」も「大変なときが一番可愛いのよね」にも、心の底から「本当にそうですね」と言えるようになりました。

 

ママだって人間です。初めてのことは不安ですし、楽しむ余裕がないくらい必死になることもあります。一日中グズられてへとへとの日もあれば、体調や発達のことで悩んで悶々としている日もあります。一人目の子育てならなおさらですし、上の子と下の子の子育てで奮闘している最中のママが、常に「子育ては楽しい」と思えなくても、罪悪感を感じる必要はないのです。

 

動画はぜひとも撮っておくべき

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そんな日々がんばるママたちにぜひすすめたいのが、我が子の動画撮影です。

写真ももちろん、思い出を残す大事な方法です。

しかし、写真で伝わってくる臨場感は、やはりどこかオブラートに包まれています。

動画で見る子どもたちは、その声、動き、話す内容、どれをとっても衝撃的なほど可愛くまっすぐで、今すぐ動画の世界に飛び込んで抱きしめたくなるほどの臨場感です。

 動画を撮るのが難しい場面なら、スマホの音声録音機能もいいですよ。ママとのたわいもない会話や子供の鼻歌など、どんどん記録しておきましょう。

何年か経って見返すと「ああ、こんなに可愛かったんだ、大きくなったな、きっとすぐにもっと大きくなっちゃうんだろうな」と客観的な視点になれると思います。そこまで間をあけず、先週撮った動画、先月録ったボイスメモでも、ふっと子育てに疲れたときに振り返ると、驚くほど我が子の愛しさを再確認できるものです。

 

我が子は可愛い、子育ては楽しい、そう手放しで言えないほど疲れてしまったとき。

それは、あなたが子どもを愛せないのでも、子育てに向いていないのでもなくて、きっと子育てに集中しすぎてちょっと疲れてしまったのです。

大丈夫。一休みして、一歩ひいた目線で見てみれば、愛しい気持ちを再確認できるでしょう。

 


 

親子で季節を楽しむ!1月の遊び方

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1月。冬特有のパキッとした空気の中、日本晴れのもと楽しむ散歩やお正月遊び。

寒さにちょっとひるむときもありますが、新年の清々しさを感じる時期でもあります。

防寒対策をしっかりとして、子どもと一緒に冬の醍醐味をたっぷり味わいましょう。

 

今回は、この時期ならではの親子で楽しめる遊びをご紹介します。

 

お正月遊び

すごろく、かるた、羽根つき、こま、けん玉、めんこなど、昔から日本で親しまれている遊びをぜひ親子で。ここでは、小さな子でも楽しめるものをピックアップしてみました。

 

凧揚げ

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小さなお子さんの場合、まだ一人で凧揚げをするのは難しいので、パパやママががんばって揚げたところで、糸をもたせてあげましょう。

空高く揚げた凧が自分の持つ糸とつながっている感覚、風にひっぱられる抵抗感、そんな体験をさせてあげると、きっと心の片隅に思い出として残るのではと思います。美しい絵柄の日本製の凧も風流ですが、100円ショップで売っている凧でも十分楽しめますよ。

 

福笑い

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小さな子でも楽しめるお正月遊びの代表格です。インターネットで「福笑い 無料」などと検索すると、無料でダウンロードできる福笑いのテンプレートがたくさんヒットします。こうしたフリー素材を使ってもよいですし、手作りの福笑いで楽しむのもいいですね。

 

坊主めくり

 

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百人一首を楽しめるようになるのはまだまだ先ですが、坊主めくりなら小さな子でも一緒に遊べますね。

運が勝負の分かれ目ですから、子どもがパパやママに勝つことだってもちろんあります。

真剣勝負の面白さ、ときにパパやママが悔しがる様子なども、子どもにとっては新鮮な面白さを感じることでしょう。

 

いちご狩り

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いちご狩りで食べるいちごのおいしさは、スーパーで買ういちごとは全く別物。

やわらかくジューシーないちごは小さな子でも食べやすく、あまりのおいしさに驚くことでしょう。

最近では、いくつかの品種を食べ比べできるところや、ビニールハウスの中に子どもの遊びスペースが設置されているところも。

家族で行くとちょっとお値段ははりますが、冬にしか楽しめない極上のアクティビティです。

ちなみに、筆者のおすすめ品種は写真の「章姫(あきひめ)」。実が大ぶりで、酸味が少なく果肉はやわらかく、あふれる果汁はあとを引くおいしさです。

 

いかがでしたでしょうか。昔ながらの遊びには、楽しさだけでなく、現代の子どもたちがいつもはあまり使わない感覚や動きを使う、いろいろな要素がつまっています。3~4歳の子どもがコマやけん玉に熱中する姿も、保育園で毎年見かける風物詩です。それも、驚くほど短期間で上達しています。まだ難しいのでは? と思う前に、どんどん挑戦させてあげたいですね。

 


 

親子で季節を楽しむ!12月の遊び方

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12月。街はイルミネーションやツリーなどクリスマスの飾り付けで華やかになります。

もとは外国の行事ではあるものの、日本でもすっかり定着した12月の風景。

クリスマスソングを聴きながらクリスマスの飾り付けをしていると、童心にかえったような、ほっこりした気分になりますね。

 

今回は、クリスマスを親子で楽しむための飾り付けのアイデアをご紹介します。

手作りのアドベントカレンダーでクリスマスまでカウントダウン!

「アドベントカレンダー」とは、クリスマスまで毎日ひとつずつ窓をあけて、カウントダウンを楽しむカレンダー。

窓の中にはチョコレートやキャンディなどお菓子が入っているものが定番ですが、最近はレゴブロックや粘土が入っていたり、コスメやティーバッグが入っている大人向けのものも人気です。

ここでは、我が子が喜びそうなものを詰めた、手作りのアドベントカレンダーを作るアイデアをご紹介。

 

小さな箱で作るアドベントカレンダー

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小さな箱をいっぱい用意して、クリスマスツリーの根元に積んでおいてインテリアにすれば一石二鳥! 

 

小さな袋で作るアドベントカレンダー

袋を手作りして、壁にかけるのも素敵です。大きなツリーがあるお家なら、ツリーにかけてオーナメント代わりにしてもいいかもしれません。

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折り紙コップでアドベントカレンダー

折り紙でコップを折って、ペンで数字を書いてカレンダーにしてもOK。

ウォールボードに直接ピンで止めたり、袋バージョンと同じようにひもをつけて壁やツリーに吊り下げてみて。

コップを折るのを子どもに手伝ってもらうのもいいですね。

 

中に何をいれればいいの?

中に詰めるプレゼントは、子どもが喜びそうなものなら何でもOK。

定番のチョコレートやキャンディ、クッキーでもいいですし、シールや小さなおもちゃ、ときにはパパやママからのメッセージを入れておくのも喜びそう。

自由な発想で、「明日は何が出てくるのかな?」と子どもがワクワクしながら毎日楽しみにしてくれるといいですね。

 

まつぼっくりでクリスマスツリー

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拾ってきた松ぼっくりに色を塗ったり、ビーズやボタンをボンドでつけたりして、手作りミニツリーを作ってみてはどうでしょう?

写真のように、台はペットボトルのふたでもOK。

いくつも作って並べてみても可愛いし、「親子で季節を楽しむ!11月の遊び方」で紹介したどんぐりアートなどを一緒に飾れば、何とも可愛いインテリアコーナーの完成です。

 

手作りのオーナメント

紙粘土や小麦粉粘土で手作りのオーナメントを作っても。

クッキーの抜き型を使えば、小さな子どもでも上手につくれそうです。

 

手作りのクリスマスカードを送る

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おじいちゃんやおばあちゃん、お友だちにクリスマスカードを送るなら、こんな手作りのカードはいかがでしょう。

マスキングテープを貼るだけの簡単クリスマスツリー柄。

貼る柄や順番を子どもと一緒に考えたり、貼るのを手伝ってもらえば、子どもも楽しんでくれそうですね。

 

 

いかがでしたでしょうか。

クリスマスは、当日もさることながら指折り数えて待つその時間を楽しむ行事でもあります。

楽しみに待つ、というそのワクワクは、丁寧に準備をするからこそ生まれるもの。親子で素敵なカウントダウンを過ごしてくださいね。